前編で防水と撥水について大まかにご説明致しましたが、ご理解頂けたでしょうか?
今回は、防水スプレーについてお話しましょう。
現在、わが国の防水スプレーの主流は、フッ素樹脂系(撥水)のオールマイティ
タイプです。
これ1本で、スムースレザーやスエード、また、布靴等に使用できるので
とても便利なものです。
しかし、20年程前は違っていました。
その頃はスエード用とスムースレザー用は全く別のものを使用していたのです。
何故、2種類のスプレーが必要であったかと言いますと、当時の技術では
スムースレザーにフッ素樹脂系をスプレーすると皮革のツヤが消えてしまった
からです。
そこで、フッ素系の防水スプレーはツヤを出す必要のないスエードや布地専用に
していました。
ツヤのあるスムースレザーには通気性に劣るが防水力のあるシリコンオイルを
ベースにしたものをスプレーし、オイルを拭き取りながらツヤを出していたのです。
そこへR&Dが現在のオールマイティタイプ(フッ素系)
「ウォーリー・プロテクター3×3」というスイスの防水
スプレーを携え、さっそうと(でもなかった!?)登場
しました。
画期的でした。
何しろ、1本で全て間に合うというのですから・・・。
しかし、自信の逸品にも落とし穴が待ち受けていました。
シリコンのツヤ出し防水スプレーで慣れ親しんだ消費者や
販売員の多くの方が説明書を読まずに、当時のウォーリー・プロテクター3×3を
スプレーした後に拭いてしまったのです。
靴メーカーがツヤ出し剤でピカピカに光らせていた当時の靴は、ツヤが消えて
しまうというアクシデントもありました。
正しく使って頂くために時間も要しました。
しかし、良いものは良いのです。
その後、国内各メーカーも2年位の間に争うようにウォーリー・プロテクター
3×3と同タイプを開発し市場に投入してきました。
ちょうどその頃、消費者センターによる各社の防水スプレーの実験結果データが
雑誌に発表されました。
特に、アニリンカーフ、ヌメ革の防水効果テストがいろいろな角度から行われた
結果、効果の薄い商品が多い中で、歴史のあるR&Dのウォーリー・
プロテクター3×3が高評価を得て、私たちの確信を深めました。
当商品は今でもロングセラー商品として皆様に支持されていますが、
R&Dがよどみかけていた業界に一石を投じた意義はとても大きかった気が
致します。
防水スプレーについて、使用法や効果などいろいろくわしくお話したいことは
いっぱいありますが、また別の機会にお話させて頂きます。
ただ、防水スプレーのことでひとつ気になることが巷から漏れ伝わってきます。
それは、“手入れをした後には、必ず防水スプレーをしましょう。”という
キャッチフレーズです。
これははっきり言って違います。
例えば、ガラス革素材やエナメル革のように塗料や樹脂で皮革の表面を覆って
しまっているものには不要です。
また、油性ワックス(缶入り)や液体クリームを塗ってしまった靴。
そして、メーカーで仕上げ剤を使いピカピカに光らせた新品の靴等には
あまり意味がありません。
なぜなら、これらの靴はすでにベールでガードされ通気性を無くしてある
仕上げの靴だからです。
【ウォーリー・3×3プロテクター】
今回は、防水スプレーについてお話しましょう。
現在、わが国の防水スプレーの主流は、フッ素樹脂系(撥水)のオールマイティ
タイプです。
これ1本で、スムースレザーやスエード、また、布靴等に使用できるので
とても便利なものです。
しかし、20年程前は違っていました。
その頃はスエード用とスムースレザー用は全く別のものを使用していたのです。
何故、2種類のスプレーが必要であったかと言いますと、当時の技術では
スムースレザーにフッ素樹脂系をスプレーすると皮革のツヤが消えてしまった
からです。
そこで、フッ素系の防水スプレーはツヤを出す必要のないスエードや布地専用に
していました。
ツヤのあるスムースレザーには通気性に劣るが防水力のあるシリコンオイルを
ベースにしたものをスプレーし、オイルを拭き取りながらツヤを出していたのです。
そこへR&Dが現在のオールマイティタイプ(フッ素系)「ウォーリー・プロテクター3×3」というスイスの防水
スプレーを携え、さっそうと(でもなかった!?)登場
しました。
画期的でした。
何しろ、1本で全て間に合うというのですから・・・。
しかし、自信の逸品にも落とし穴が待ち受けていました。
シリコンのツヤ出し防水スプレーで慣れ親しんだ消費者や
販売員の多くの方が説明書を読まずに、当時のウォーリー・プロテクター3×3を
スプレーした後に拭いてしまったのです。
靴メーカーがツヤ出し剤でピカピカに光らせていた当時の靴は、ツヤが消えて
しまうというアクシデントもありました。
正しく使って頂くために時間も要しました。
しかし、良いものは良いのです。
その後、国内各メーカーも2年位の間に争うようにウォーリー・プロテクター
3×3と同タイプを開発し市場に投入してきました。
ちょうどその頃、消費者センターによる各社の防水スプレーの実験結果データが
雑誌に発表されました。
特に、アニリンカーフ、ヌメ革の防水効果テストがいろいろな角度から行われた
結果、効果の薄い商品が多い中で、歴史のあるR&Dのウォーリー・
プロテクター3×3が高評価を得て、私たちの確信を深めました。
当商品は今でもロングセラー商品として皆様に支持されていますが、
R&Dがよどみかけていた業界に一石を投じた意義はとても大きかった気が
致します。
防水スプレーについて、使用法や効果などいろいろくわしくお話したいことは
いっぱいありますが、また別の機会にお話させて頂きます。
ただ、防水スプレーのことでひとつ気になることが巷から漏れ伝わってきます。
それは、“手入れをした後には、必ず防水スプレーをしましょう。”という
キャッチフレーズです。
これははっきり言って違います。
例えば、ガラス革素材やエナメル革のように塗料や樹脂で皮革の表面を覆って
しまっているものには不要です。
また、油性ワックス(缶入り)や液体クリームを塗ってしまった靴。
そして、メーカーで仕上げ剤を使いピカピカに光らせた新品の靴等には
あまり意味がありません。
なぜなら、これらの靴はすでにベールでガードされ通気性を無くしてある
仕上げの靴だからです。
【ウォーリー・3×3プロテクター】
【シューケア情報一覧】
<お手入れ編>
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<ケア用品編>
- 靴クリームのお話
- モールドクリーナーのお話
- スエードスプレーのお話
- スエードシャンプーのお話
- ステインリムーバーのお話
- カラーの靴クリームのお話
- 無色のクリームのお話
- ストレッチスプレーのお話
- レザーローションのお話
- 油性ワックスのお話
- チューブ入りクリームのお話
- 防水スプレーのお話(後編)
- 防水スプレーのお話(前編)
- サドルソープのお話
- デリケートクリームのお話
- アニリンカーフクリームのお話
- クリーナーのお話
<靴の種類・革の素材編>



