ハラコのお話

ハラコは、靴、サンダル、ブーツ、財布、バッグ、ベルトだけではなく、最近では
アクセサリーなど様々な商品に使われている人気素材の一つです。

そこで今回は、インパクトがあり、独特な素材感が魅力のハラコ素材についてお話したいと思います。

ハラコは一般的にカタカナで表記されていることが多いのですが、漢字では「腹子」と書きます。
言うまでもありませんが日本語です。そして、英語では「Unborn Calf」と呼ばれています。
つまり、日本語では“お腹にいる子供”、英語では“生まれていない牛”という意味になります。

一般的にハラコの定義は“不幸にも母牛のお腹の中で死んでしまった胎児”とされています。
希少価値があり、胎児だけに面積も小さいことから、とても高価な素材の一つです。

しかし、客観的に流通しているハラコ製品の量を考えれば想像がつきますが、本当の
意味での(定義通りの)ハラコ素材は数が少ないといえるでしょう。

もし定義通りのハラコだけだとしたら、
不幸にもお母さん牛のお腹で死んでしまうことが多すぎますよね。


実際には、商品化されているハラコの原皮は胎児ではなく、
カーフ(子牛)やポニー(子馬)の毛皮が多いようです。
つまり、現実にはそういったものも含めた、アニマル柄プリントの
毛がついた皮革全般がハラコとして扱われているとお考え下さい。

ハラコは皮革なので一般の牛革同様に潤いや栄養分が必要です。
乾燥が進めば、ちょっと擦れただけでも部分的に毛が抜けたりします。
一度毛が抜けてしまった物は修復できないので、マメなお手入れは欠かせません。

しかし、素材の特殊性からお手入れできないと思っている方が多いのも事実ですが、
実は難しくありません。

ケアに対する考え方としては皮革の上に毛がついていることからブラッシング以外は
起毛皮革と同じケア方法です。

スエード、ヌバック用の栄養スプレー「M.モゥブレィ スエードカラーフレッシュ」で
皮革本体に栄養を補給し、表面(毛)を保護して下さい。必ずスプレーする前に
ホコリや汚れを落とすために馬毛(ホースヘアブラシ)で、毛並みに沿って
ブラッシングすることもお忘れなく。

ちなみにヘアカーフやムートンなど、毛足の長さが目安で1cmを超えるようなものは、
毛が邪魔をして皮革本体に成分が行渡りません。このケースは撥水力を強化するために、
M.モゥブレィ プロテクターアルファをスプレーして汚れや雨から表面を守ることに徹して下さい。

あまりウンチクを並べると悲しい感じの素材ですが・・・ポジティブ思考で、動物の毛並みや
柄から醸し出される、個性豊かなハラコ製品独特の雰囲気をお楽しみ下さい。

もちろん!お手入れには、M.モゥブレィ スエードカラーフレッシュをお忘れなく。

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