ヒザ痛のお話

日本人が悩む、いわゆる「三大痛」と呼ばれる痛みをご存知でしょうか?
実は「ひざ」「腰」「肩」がその3つであります。
足や靴に関しての話題が当情報の主旨ですので、おわかりかと思いますが、
今回は「ビューティステッププラス」という商品についてスポットをあてて
お話したいと思います。

以前のフットケア情報でO脚について話をしたことがありました。
その時にもO脚がもたらす弊害として”ヒザの関節痛”という問題提起をいたし
ましたが、先日テレビ東京系の番組「主治医が見つかる診療所」の中で、
“ヒザ痛”についての特集がありました。
そこでの主な内容をかいつまんでご紹介しますと、

ヒザ痛でお悩みの日本人は約1000万人で女性患者は男性の4倍とのこと。
また、その時ご出演されていた北習志野花輪病院の根本昌幸先生のご説明では、
ヒザ痛の二大原因は「体重」と「加齢」で、残念ながら加齢は防ぐことの
できない要因なので、体重を増やさないように注意しましょうとのことです。
“体重を増やさないように・・・”頭が痛い言葉ですネ。

フットケア情報:ひざ痛のお話日本人はその8割以上がO脚といわれていますので、ヒザの内側が
痛む方が多いということになります。
O脚の歩行はヒザの内側にストレスを掛けるからだそうです。
ちなみに西洋人はX脚が多いので、痛む場所はヒザの外側ということ
になります。

それではなぜO脚やX脚の方はヒザ痛を起こすのでしょうか?
実はヒザには関節軟骨という骨があり、O脚やX脚の方は特にヒザに負荷を
かける歩き方と、上記の「加齢」「体重」などの原因が加わり、関節軟骨がすり
減ることで骨と骨がぶつかり、神経を刺激します。
残念ながら一度減ってしまった、関節軟骨は元に戻りませんので、予防が大切
という訳です。

O脚によるヒザ痛予防のために、自分でできる対策グッズとして、番組の中で
紹介されたのが、当社の「ビューティステッププラス」です。
使用法はいたって簡単です。
靴の中にビューティステッププラスを足の外側が高くなるようにカカトに
合わせてセットするだけです。
外側にかかっている体重を内側に戻すことで、O脚によるヒザの負担を減らす
ということなのです。

この商品を開発したきっかけは、R&D営業スタッフによるフットプリンターを
使った足型測定会で、O脚の方がかなり多いということを常に感じていたこと
からです。
靴のカカトの減り具合を見ても一目瞭然なのですが、フットプリントを見て常に
実感しています。

また、つま先下の横アーチが下がる開張足の割合も女性に多いので、「O脚」と
「開張足」の2つのトラブルの対策が同時にできればという思いもありました。
材質を透明にして「靴を脱いだ時でも目立たないようにしたい。」という女性
ならではの要望も取り入れ、またインソール素材が、あまり柔らかすぎても、
足の外側を上げた部分が安定しない・・・。
硬すぎると足の裏に違和感が残る・・・。などなどかなり試行錯誤して完成した商品
です。
足の外側は内側よりも約5mm程度高くなるよう設計されています。
個人差はもちろんあるのですが、低すぎず高すぎずのギリギリの高さなのです。

開張足の方には横アーチを形成して、前スベリを防止する効果も備えて
いますし、3/4タイプのインソールで指先の部分はありませんので、
先の細いパンプスなどにも向いている、まさに日本人の足(脚)に適した
インソールといえるものです。

色々と述べてきましたが、何ごともまず“予防”が大切です。
予防的な見地から是非お試し下さい。

但し、先に説明した通り「体重!」も重要な要因の一つです。
こればかりはこの商品をもってしても、どうにもなりません・・・(笑)。

※「ビューティステッププラス」はO脚気味の方のため靴のカカト底
の型減りの対策商品です。治療用、矯正用ではありませんので、ヒザの痛みが
ひどい方や、O脚でお悩みの方は、必ず専門の病院にご相談下さい。
また、当製品を使用していて足、ヒザなどに違和感がある場合やは使用をすぐに
中止して下さい。
※現在、廃盤となっております。

   


フットケア情報一覧

ヒザ痛のお話に関連する記事