2006年9月の日記

【靴のお手入れ用品のR&Dスタッフより】  

このページはスタッフが日々感じたこと等を表現するコーナーです。
シューケアやフットケア以外の話題もあります。
お気軽にご覧頂ければ幸いです。

■9月27日(水)
ファーストシューズをご存知でしょうか?

欧米では赤ちゃんが初めて履いた靴や初めて貰った靴に金メッキ
などを施して保管しておきます。そして将来子供が結婚するときに
その金の靴をプレゼントして、それが宝物になるという習慣です。

心暖まる良い習慣ですね。
日本ではあまり馴染みの無い習慣ですが、最近ではファースト
シューズのメッキ加工を施す会社やお店も一部にあるそうです。

私たちのシューケア、フットケアの仕事とはそれほどの関連は
ありませんが、このファーストシューズの様なすばらしい習慣が
日本に定着すれば、一つの「靴文化」が日本に新たに根付くこと
になります。
靴関係の仕事に携わる一人として純粋に嬉しく思います。

■9月21日(木)
テレビ東京系の「主治医が見つかる診療所」にてO脚・ヒザ痛対策の
インソールとして以前紹介された「CVビューティステッププラス」に
新色が発売されることになりました。

整形外科の先生よりご紹介があったのですが、その反響から
ヒザ痛でお悩みの方はかなり多いのことを実感いたしました。

少しでも当社の製品がお役に立てれば嬉しいです。
※但し、あくまで対策用のインソールですので、これを使えば
ヒザ痛が直るというものではありませんので、予めご了承下さい。

発売は9月下旬を予定しております。
よろしくお願いします。

■9月20日(水)
クロコダイル(ワニ)の革を購入しました。値段は結構高いんですよ。。
製品以外の原皮はあまりご覧になったことがないと思いますので、是非ご確認を。
ちょっとグロテスクですが・・。。

ここ数年人気のあるエキゾティックレザーですが、その魅力はなんといっても
その風合いと柄でしょう!
そしてもう一つは光沢感なのですが、ツヤの出し方には大きく分けて2通り
あります。

一つは「グレンジング(グレージング)仕上げ」といって、革の表面をメノウの玉で
バフ掛けして磨くものです。
もう一つは「ラッカー仕上げ」で、簡単に言えばツヤ出し剤を吹き付けて光沢を
つける方法です。

ラッカー仕上げは簡単にツヤが出る反面、使用してから、専用のクリーム等を
使っても、表面についているラッカーが取れてしまい、ツヤがなくなるケースが
あります。

プロでも中々グレージング仕上げとラッカー仕上の見分けがつかないので、
クリームなどをご使用の際は、絶対に目立たない部分などでテストをして下さい。

また、他の種類のエキゾティックレザー(ハ虫類皮革)もこのページで今後ご紹介
しますので、ご期待下さい。

■9月19日(火)
3連休はいかがでしたでしょうか?
残念ながら天候には恵まれず少々残念でした。
特に九州地方の大型台風で被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。

さて、シューケアには直接関係ありませんが、仕事で神田に行った際に
八ツ手屋さんという天ぷら屋さんに行って来ました。

老舗の天ぷら屋でいつも込み合っています。
味は昔ながらの東京風って感じです。

テレビ東京の「B級グルメ大賞」という番組の丼もの部門で大賞をとった
賞状が店内に飾ってあります。委員長は稲川淳二さんでした(笑)
お近くに行った際にはお立ち寄り下さい。

■9月14日(木)
カタログに使用する商品の撮影に行ってきました。

シューケア用品、インソール(中敷)、靴べら(シューホーン)、シュートリー(シューキーパー)、
シューケアセット、シューストレッチャーなど多種多様でしたので、ちょっと大変でした。

特に大変だったのが靴べらで、長さがある上にそれぞれ違うので、カメラマンさん泣かせ
だったと思います。

また、商品カタログの写真ではありますが、本当に細かいところまでこだわったプロの
すごさが大変勉強になりました。プロが使う画像処理ソフトも本当に凄いです。
映画の世界を見ているようでした。

今回の撮影は当社のお取引先である専門店向けのものですので、残念ながら一般
のお客様が目にすることはないのですが、ホームページのトップページのイメージ写真
を近日中に更新します。

結構カッコいいですよ!
ご期待下さい!!

■9月12日(火)
週末に本栖湖でキャンプをしました。
キャンプといえば定番のカレー、バーベキューで盛り上がりました。

本栖湖といえば、逆さ富士です。
モグラントいう遊覧船にのると、途中で千円札に描かれている富士山と同じ絵が
見えます。ちょっと感動でした。

この時期ですと気候に恵まれれば泳げますし、夜もあまり寒く無かったです。
おススメキャンプ場です。

■9月8日(金)
台東区の広報誌にファッション産業の創業支援施設「台東デザイナーズビレッジ」の
入居者募集の記事がでていました。

自分のブランドを立ち上げて事業を拡大したい人や、デザインを通じて地域産業に
貢献したいという方などが対象だそうで、かなりの格安で事務所や共有スペースが
借りられるとのこと。

細かい条件は付いていますが、靴やカバン、バッグなどの物づくりをしたい若い職人
さんなんかは魅力あるんじゃないですかね。。こういうところから日本の新しい靴文化
が誕生すれば嬉しいですね。なにか前向きな感じのする募集です。

もしご興味のある方は下記にてお問合せしてみて下さい。

<申込み・問合せ>
台東区経営支援課 TEL:03-5246-1152 E-mail keiei-u@city.taito.tokyo.jp

■9月7日(木)
新製品「ソリッドブラスシューホーンM」と「ソリッドブラスシューホーンL」を発売しました。
本日HPもアップしましたので、是非ご覧下さい。

ブラス=真ちゅうは時間の経過とともに輝くのある光沢が深みのある色調に
変化していきます。新品の5円玉が渋い色に変化していくのと同じだと考えて下さい。
月日の流れで味わいがある深い感じがまた良いんです。。

また市販の真ちゅう磨きなどで、じっくりと磨きをかければ、「これぞ真ちゅう!」って
感じの光沢が出てきます。

外国のホテルなどで磨きこまれた真ちゅうのインテリア品がありますが、
お手入れすればいつまでもすばらしい光沢を放つのです。

そういう意味では、靴のお手入れに通じるところもありますので、
是非、靴が大好きな皆さまは、真ちゅうの楽しさもこれを期にお使い頂ければ
幸いです。

ちなみに、このソリッドブラスシューホーンシリーズは職人さんの手づくりで
材質も日本製の純正なメイドインジャパンの逸品です。

■9月4日(月)
昨日、深川富岡八幡「葵太鼓」さんが開いた新潟県中越地震のチャリティコンサートに
行きました。15分の休憩を挟んで、約2時間のコンサートでしたが、力強い太鼓の響き
とすばらしいパフォーマンスで、あっという間の2時間でした。

太鼓といえば、ご存知かと思いますが「革」が使われています。
馬か牛の革が使われているそうです。一つの太鼓を作るのに、一枚革の背中部分を
挟んで対象の位置の革を取るのが革が均一で良いとのこと。

靴の場合も同様に、最良質の靴は左右を対象にするため、背の部分を抜きます。
牛革でカーフやキップ素材のその部分だけを使った靴は最上質で、ブランド名は
あえて出しませんが、本当に良い靴はお手入れ(ケア)していると、左右の均一感
というか、その辺からもクオリティの高さが良く認識できます。

太鼓の話に戻りますが、太鼓は革にキズがあれば致命傷になるので、その辺の
チェックは靴以上に念入りに行わなければならないでしょうネ。。
それにしても、あれだけ思いっきり叩いても革が破けないなんて、革の強度のすごさ
を改めて実感しました!

職業柄、コンサートに行ってもそんなことが気になってしまいまう今日この頃です(笑)。。

■9月2日(土)
9月になりました。
早いもので気がつけば今年もあと4カ月です。
なんかあっという間ですね!

昨日9月1日は「防災の日」でした。
全国各地で防災訓練などが行われたようです。

そこで当社でも倉庫や事務所で転倒のおそれがないかチェックしました。
基本的に防災対策はしてあるので、大丈夫なはずでしたが、
新しく入れた什器などに対策を施していないものがありました。
早速対応しちょっと安心です。。

実は、昨年3月に九州出張時に大きな地震遭遇。そこで地震の怖さが
はっきりと認識できました。以前はそうでもなかったのですが、準備だけ
はしっかりしておくべきだな・・と!

ちなみに、その時はシューケアのプロモーション中だったのですが、「非難して
下さい」の掛け声で道具もほったらかして逃げました。。(笑)

でも、ある意味で良い経験でしたし、防災の意識も高まりました。
とりあえず「備えあれば憂いなし」です。
皆様もお気をつけ下さい。

2006年9月の日記に関連する記事