vol.15 トラディショナル ワックス

メイドインジャパンの靴用ブラシ
良質なミツロウやカルナバワックスを主成分とした靴用油性ワックス
鏡面磨き(ハイシャイン)に最適なフォーミュレーションと天然由来成分にこだわって開発され靴愛好家からの支持も高い
靴磨きの最終作業

traditionalw鏡面磨き」という言葉が靴の愛好家を中心に馴染んできた。「ハイシャイン」とも呼ばれるが、実はその言葉を日本でひろめたのはR&Dだ。海外の靴クリームファクトリーの担当者と一緒にお取引先にお客様をお呼びしてシューケア・トランクショーを開催した時に初めて使った言葉だ。

鏡面磨きは靴のお手入れの最後の仕上げ。ケアでも十分に革が元気になって、自然な光沢を放っているのだが、つま先に鏡面を掛けることで靴にトーンができて、美しさがより強調される。鏡面磨きなしでは画竜点睛を欠くといっても過言ではないだろう。

「鏡面磨きは難しい」の印象が変わる

油性ワックスで仕上げる鏡面磨きは技術が必要だ。ワックスを塗って空拭きするだけでは、光沢はでない。ワックスを重ねながら、水を数滴落として丁寧に表面を均等に潰していく。繰り返しの作業で鏡のような輝きが出てくる。よって鏡面磨きをするにはそれなりの技術が必要で、習得するには時間が掛かる。

しかし、その印象をいとも簡単に覆した油性ワックスが「M.モゥブレィプレステージ・トラディショナルワックス」である。一般的に油性ワックスは少し乾燥してからの方がツヤは出やすいが、トラディショナルワックスは一定の柔らかさがあるのに、容易に光沢を出すことができる。万人に鏡面磨きの楽しさと真髄を伝えることのできるワックスなのである。

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